LP-E17互換バッテリーを使ってみた

カメラ・レンズ

EOS RPのバッテリー LP-E17。Amazonでは新品が出品されていないが、中古で4,000~4,800円。
純正バッテリーチャージャーが4,180円だ。




これが互換バッテリーになるとバッテリー2個に充電器(ダブル)が付属して2,200円程度。
半額以下でとても買いやすいため、ぼくも使っています。



Canonが発表しているスペックでは、EOS RPでの純正バッテリーの撮影可能枚数は約250枚。
今時のミラーレス一眼のスペックとしてはだいぶ物足りない印象。

他のバッテリーではどうか。CIPA規格準拠のデータがこちら。

    ■Canon LP-E6N:1865mAh 生産終了
    EOS R 約370枚(省電力優先設定:約450枚)

    ■Canon LP-E6NH:2130mAh 約9,500円
    EOS R6 約360枚(モニターエコモード+省電力優先設定:約730枚)
    EOS R5 約320枚(モニターエコモード+省電力優先設定:約700枚)

    ■SONY NP-FZ100:2280mAh 約7,600円
    α7III 約610枚(ファインダー使用時)
    α7III 約710枚(液晶モニター使用時)

    ■Nikon EN-EL15c:2280mAh 約5,900円
    Z 6II 約400枚(ファインダーのみ+パワーセーブ)
    Z 6II 約450枚(モニターのみ+パワーセーブ)

ざっくり機種を選んで比較してみたがSONYの圧倒的省電力性能が光る。
ただし、SONYのみ互換バッテリーがAmazon・楽天にはない。
互換バッテリーで運用するのであればCanon・Nikonがコスパで軍配が上がることになる。


純正バッテリーLP-E17の容量は1040mAh、互換バッテリーの容量は1300mAh。
互換バッテリーのほうが2割ほど大容量ということになるが、この手の数字は盛られていることが
多いように思うので、ぼくはあまりアテにはしていない。




先日、2日連続開催のアコスタ池袋の際、DSTE製のバッテリーグリップと組み合わせて使ってみた。
フル充電したHOMESUITの互換バッテリー2個を使ってみたところ、2日間での撮影枚数は約1600枚!!

2日間の撮影をバッテリー交換することなく終えてしまった。
1個あたり約800枚撮影できてしまう。
CIPA規格準拠は全くアテにならないと言われることがあるけど、このくらい撮れるなら
2日連続のコスプレイベントでも安心だ。

ちなみにRAW+JPEG S2(最小サイズ)、移動中はこまめに電源を切っている。



バッテリーの残量を確認してみると、なんと100%からまったく減っていない。
冷静になってみるとそこまで高性能なはずはない。
互換バッテリーは残量表示には対応していないと考えるのが正しいように思う。

しかしながら予想を大きく上回る撮影枚数に大満足!
純正でも250枚で終わるようなことはないと思うけど、互換バッテリーでこの結果は驚きだ。
7月下旬は3日連続アコスタに参加するのでその時またテストしてみたい。

ただ、HOMESUITの互換バッテリーは水色のシールが貼られていているせいか、純正バッテリーよりも
バッテリーケースから出にくい。シールの厚みのせいか表面の抵抗のせいなのかはわからないけど
うまく出てこないのがちょっと気になる。
それでもバッテリーが詰まって出てこないということはない。


また、水色のシールがいい。カメラバッグやクルマの中で目立つのだ。
純正バッテリーは真っ黒なのでバッグの奥やクルマの中では見つけにくくなってしまう。

カメラ関係は黒いものが多いけど、最近はアクセサリー類は色が付いたものを選ぶようにしています。
モバイルバッテリーやUSBケーブルも色が付いたものが断然オススメ!



■ぷい:トウカイテイオー
■Canon EOS RP + RF50mmF1.2L USM
■コスプレ博inTFTあじさいスペシャル 2021.06.20




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