コンビニでペヤング食べてみた

よしむ思考

TFTの隣のワンザ有明にはミニストップがある。
TFTの橋を渡ってすぐのところにあってとても便利だ。
イートインコーナーもあり、ポットのお湯や電子レンジもセルフサービスで使用できる。

先日イベントの帰りに立ち寄ってみると20代前半くらいの女性がカップ焼きそばを購入し、
ポットでお湯を入れていた。よく見ていないけどアジア人っぽい印象。
商品の銘柄は見なかったけど大盛りタイプのものだ。

コンビニにイートインがあって、お湯が自由に使えるお店はそこそこあるけど大人がわざわざ
コンビニでカップ麺を食べることはあまりない。

ぼくらは世間体を気にしすぎるせいか、それをいい年した大人がやるのはちょっと恥ずかしい
気がしてしまう。
でもイートインにお湯があるというのは、全然それをやっていいということなのだ。

サービスエリアのコンビニにも街中と同じようにカップ麺が売られている。
通常家で食べるカップ麺をわざわざ高速のコンビニで買う必要はないと考えると、コンビニに
カップ麺を置く必要もあまりないはずだ。

では何故そこでカップ麺が売られているのか?というと、店内でお湯を注いで食べていいから
他ならない。ただ、それをやる人をあまり見ないだけ。
※イートインコーナーがない店舗もあります。

恐らく日本人女性のほとんどはコンビニのイートインでカップ麺を食べた経験はないだろう。
男性ですら滅多に経験しないはずだ。

彼女がそういう日本の常識・世間体にとらわれないのは、恐らく日本人ではないからに思う。
彼女たちからしてみれば、日本はとても清潔でコンビニも便利。
恥ずかしい事はひとつもない。
ただ、お湯を注ぐために用意されたポットがあることを普通に利用しただけ。

それを見たぼくは急に「自分も食べてみたい!」と思い、多少ためらいはあったが
ペヤングとコーラをレジに持ち込んだ。
パッケージを開けて火薬を入れてお湯を注いで3分待つ。お湯を捨ててスパイスとソースを入れて
イートインコーナーのイスに座った。一つ席を空けて彼女の隣に。


ほどなくして彼女が先に店を出た。ソースの香りを残して…。

何十年も前からどこのコンビニにもあるペヤングをイートインで頬張る。美味かった。
こういうの、逆に外国人が見たらどう思うんだろう…。
Youtubeで発信したら「俺も日本でこれをやってみたい!!楽しそう!」って人がいるかもしれない。

ぼくらは世間体を気にしすぎて不自由になることがある。
ただコンビニでペヤングを食べるだけで、こんなにも清々しく自由を味わうことができるなんて
思ってもみなかった。

これはいつか動画にしてみたい。見知らぬ彼女に感謝しなくては。

また、ペヤングを食べながら、小学生のころ近所の駄菓子屋さんでスペースインベーダーや
ギャラクシアンをやり、サッポロ一番の塩ラーメンを食べたことを思い出した。

よく覚えていないけど、袋麺を買うとお店のおばちゃんが作ってくれるシステムだったと思う。
楽しかった。美味しかった。
昔の東名の足柄サービスエリア(上り)でもカップ麺の自販機でカップスターを食べるのが好きだった。

世の中からカップ麺の自販機が消えて、家の外でカップ麺を食べる人を見なくなった。
でもよくよく考えたらコンビニでそれをやっていいのだ。

もし機会があったらコンビニで一人でカップ麺を食べ、その時の自分の気持ちを感じて欲しい。
きっと、ぼくが感じた清々しさと自由を味わうことができるはずだ。



■おしりちゃん:真希波・マリ・イラストリアス
■Canon EOS RP + RF50mmF1.2L USM
■acosta!マルシェ 池袋サンシャイン 2021.06.27






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