人には「穢れ（けがれ）」という概念があって、例えば犬のうωこを乗せたお皿を
徹底洗浄・除菌し、その成分がゼロであると証明されたとしても使うには抵抗がある。
一方で「スマホはトイレの便座と同じくらいの雑菌が付いている」と言われることがある。
それが事実だったとしても目に見えなければ気にならない。
自分しか触らないスマホを一日に何度も除菌する…潔癖症の人でもそうそうやらないだろう。
風評を吹き飛ばす！福島の処理水の海洋放出についてマンガで描いてみた。
放射能そのものは目に見えず、安全・危険はデータで可視化するしかない。
データを根拠に差別と思うのは勝手だけど、不安に感じる人がいてもいい。
ぼくは差別と穢れは別のものだと思うけど、そう思わない人がいてもいい。
「自分の名前を出さないでくれ」という作者の要望なのだろうけど、そもそも「マンガで描いてみた」
というタイトルで、細野氏自らが描いたみたいな印象になっているところにモヤっとしてしまう。
いろいろ書いたけど、福島のものが安全だという事をデータで示していく以外に方法はないのだろう。
他人がどう感じ、どう考えるかはコントロールできないのだ。
■カミツキロク：神崎蘭子
■Canon EOS RP + RF50mmF1.2L USM
■コスプレ博inTFTあじさいスペシャル 2021.06.20
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